心と体

2017年5月 9日 (火)

満員電車でのマナー

シミ・シワ・ホウレイ線対策に!


大抵の人は皆嫌いだと思うが、私は朝夕通勤時間帯の満員電車が大嫌いである。

何故嫌いかと言えば、恐らくは普段から周りへの気遣い無しに傍若無人に振舞っている自己中人間の本性が、満員電車の中ではより一層際立ってくるからだと考えている。

人間の身体は、腰より上の部分が下の部分より明らかに体積が大きく出来ている。従って混んだ電車内で自分の手荷物がなるべく他人に接触しないように持つには、両手で自分の腰より下にぶら下げて持つのが一番バランスの良い持ち方となる。

ところが、そのような荷物の持ち方をすると、両手がふさがってしまい、電車が揺れた時に吊革に掴まれない。さらにもっと不都合なのは、スマホを両手で操作出来ない。

スマホを操作したい連中は、両手が自由になるリュックサックを背中に担いだりお腹に抱えたりして乗ってくる。しかし、人間の身体は元々腰より上の部分が下より嵩張っているので、背中だろうがお腹だろうが上の方で荷物を持つのは占有面積が増えてしまい、車内混雑に拍車を掛ける持ち方なのである。

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それから女性に多いのがショルダーバックを肩に掛けたまま満員電車に乗り込み、スマホを夢中になって操作している輩。しかも、自分のショルダーバックを使って自分の斜め前方に他人が入れないプライベート空間を設けて、その空間で悠々とスマホを操作する厚かましい馬鹿女が多い。

スティーブ・ジョブズは画期的で素晴らしいスマートフォンという商品を世の中に送り出したが、このスマホの為に満員電車内が以前よりさらにストレスフルな空間に変わったことは否定出来ないだろう。最近は猫も杓子も、どいつもこいつも、スマホをいじる空間を確保する為に、両肘を張り背中を丸めて自分の占有面積を極大化する争いが絶えず行われている状態である。

個人情報保護や社内情報漏洩防止の観点から、最近のオフィスは個人携帯電話をロッカーに預け、事務所内へのカメラやスマホやUSBメモリなど電子記録媒体の持込禁止となっている職場が増えてきた。満員電車内でもスマホの操作禁止を正規ルールとして義務付けしたら良いと思う。







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