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2017年1月 9日 (月)

派遣職場のパワハラ上司

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昨年9月から勤務開始した派遣職場を、今月末で退職することになった。通信系セキュリティ商材を中小企業SOHO関係の法人に訪問販売するいわゆる飛び込み営業なので、ノルマ未達が連続すれば当然、Jリーガーではないが会社側から戦力外通知を受けて契約打ち切りとなるのは最初から覚悟していた。

売れなければアッサリ解雇で結構と思ってはいたが、たまたま私の所属チームの直属上司にあたるSV(スーパーバイザー)が、とんでもないパワハラ野郎だったのは完全な誤算だった。

●川SVは当人を含めてもたった5人しかいないチームミーティングを毎朝1時間も掛けてやるのを日課としていた。前日の成果をメンバー全員に報告させた上で、1人1人事細かに『指導』という名目でダメ出しをすることに無上の喜びを感じる完璧なサディスト上司だ。

入社当初2週間くらいはそれほど酷くは無かったが、親会社の意向を受けて9月後半からはそれまでのプロセス重視方針をいきなり受注最優先主義へと方針転換したのを受けて、●川SVの毒舌パワハラにさらに磨きがかかるようになった。

要領のいい他のメンバーは、●川の鋭い突っ込みとダメ出しを、風に柳と受け流したり、少し話しを盛ったりすることで、上手く対処していたが、元来馬鹿正直でストレートな性格の私は、しばしば●川と対立し、パワハラ野郎の恰好の餌食として、毎朝●川のサンドバッグとなる日々が続くようになった。

飛び込み初訪のお客が門前払いせず、話しを聞いてくれた上、名刺交換にも応じてくれたことを私が報告すると、すぐさま以下のような突っ込みが●川から入る。

「それでニーズ把握は出来たんですか。」「そのお客の課題は何か分かりましたか?」「パソコンの台数は何台ですか。」「セキュリティソフトは何を使っていて更新時期はいつですか?」「光回線はどこのものですか、IP電話は使っていますか?」

『ハアッ⁇、●川、お前は馬鹿か。いきなり飛び込み訪問でやって来た見知らぬ営業マンに、そんな立ち入った質問を矢継ぎ早にされたら、アンタどう感じるかお客の立場になって考えてみろよ。俺がお客だったら、そんなグイグイ系の図々しい奴には、もう二度と来て欲しくないから、即刻追い払って後で塩を撒くよ。』と心の中で●川をその場で殴り倒してやりたい衝動に駆られて、ギュッと拳を握り締める日々が延々と続いた。

●川からいつもの意地悪い質問が続く。「それでパソコン台数は何台ですか。」「いや、名刺交換だけでそこまでは・・・」「だから〜聞いてくださいネ!、確か前にも言いましたよねー、もう何回も言いましたよねー」「それで次回の訪問アポは取れたんですか?」「いや、次回アポはまだ取れていません。」「そうじゃなくて〜、キチンと次回アポを取ってから出掛けてください」「これからは訪問アポが取れるまで外出禁止にします。」

そしてセンターの営業マン30人ぐらいがAM10:30頃までには全て外回り営業に出掛けてしまった後、私1人だけが事務所に居残り、●川が用意したクソみたいなダメダメスクリプトでTELアポをさせられた。当然そんなクソスクリプトでは、一件もアポなど取れる筈も無く電話を掛けては断られる毎日が続いた。

●川は午後3時くらいまでは、打ち合わせや事務仕事に忙しい振りをしているが、必ず午後3時頃になると何の用事かは告げずに、外出ノーリターンとなる。どうせ仕事などせず、2時間早上がりで帰宅しているのは目に見えている。翌朝出社すると●川からまたまたパワハラコメントが投げつけられる。「昨日は訪問アポが取れたんですか。どうせ取れてないだろうけど。」

『●川、いつか殺してやる』私はこの最低男に殺意を抱くのであった。
その後アポが取れない理由を相談指導するという名目で●川を含めた管理者3人対私1人の査問委員会にまで引きづり出され、どうしてアポが取れないのかと責め立てられる辱しめを受けた私は、さすがに堪忍袋の緒が切れて、●川さんアンタの発言はパワハラだぞと査問委員会の席上で私がブチ切れたことで、私の外出禁止令は1週間で沙汰止みとなった。

今月いっぱいで、●川の顔を見なくてよくなるのが、失業という不幸中の幸いである。
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